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生命保険の種類|図解で一目瞭然!保険を選べる逆引き一覧表付

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生命保険の種類|図解で一目瞭然!保険を選べる逆引き一覧表付

生命保険に入ろうと思って調べてみたら、その種類があまりにも多くて、どんな保険に入ったらよいのかわからなくなっているのではありませんか?

生命保険の種類は、そのしくみや運用方法などによっていろいろな分類ができ、その数はとても多くなります。しかし、基本となる生命保険は3つだけです。だから、まずこの3つの生命保険の違いだけを理解すれば半分はわかったようなものです。

そして、実際に保険を選ぶときには、自分にとってどんな不安があるのか、なぜ生命保険が必要になってきたのかをしっかり整理すれば、誰でも簡単に必要な生命保険を絞り込むことができます

この記事では、基本となる3つの保険をわかりやすく分類しています。そして、その性質を理解することで、その他の保険の特徴も簡単にわかるようになっています。さらには、保険に加入する目的から、必要な保険を簡単に絞り込むことができる「逆引き一覧表」も掲載していますので、この記事を読めば、誰でも簡単に自分に必要な保険種類を選べるようになります。

なお、細かい分類よりも、自分に必要な生命保険の種類をすぐに知りたいという人は、まずは「2. 自分に必要な生命保険の種類の絞り込み方」からお読みいただき、必要に応じて第1章を参照していただくとよいでしょう。

1. 生命保険の種類とかんたんな分類一覧

生命保険とは、人の死亡または生存に関して一定の保険金が支払われる保険です。一般的には死亡したときに保険金を受け取れる保険をイメージすると思いますが、決められた日まで生存していたときに保険金を受け取れる保険も生命保険です。

そのような違いも含めると生命保険には多くの種類がありますが、基本的な保険とそこから派生した保険種類を理解すれば、全体像をイメージできるようになります。

なお、生命保険会社が販売している医療保険やがん保険を生命保険に含めて紹介していることもありますが、ここでは人の生死に関する保険のみを生命保険として解説します。医療保険の種類については「よくわかる!医療保険の6つの種類とその活用パターン」をご覧ください。

1-1. 生命保険の基本といわれる3つの保険

一般的に売られている生命保険商品には、基本といわれる3つの保険があります。この3つの保険とは、定期保険、養老保険、終身保険です。これらの保険はしくみがシンプルで、それぞれに違った特徴があり、多くの生命保険のもとになっています。

これら3つの生命保険は、「保障が続く期間」と「貯蓄性の有無(満期保険金や解約返戻金がある)」という2つの軸で分類することで、その特徴や違いを理解しやすくなります。詳しくは以下の図を参照の上、各保険の説明をお読みください。

基本となる3つの生命保険の分類チャート

(1)保険料が一番安く高額な死亡保障が得られる【定期保険】
定期保険は、保障が続く期間があらかじめ決まっていて、その間に死亡した場合に保険金が支払われる生命保険です。貯蓄性がないため掛け捨てといわれます。保険料は他の2つの保険よりもかなり安く、高額な死亡保障が必要なときに適しています。

(2)保障が一生涯続き、貯蓄性もある【終身保険】
終身保険は、保障が一生涯続くため、いつ死亡したとしても保険金が支払われる生命保険です。将来の保険金の支払いに備えてお金が積み立てられていて、途中で解約すると解約返戻金が戻ってきます(貯蓄性がある)。保険料は定期保険よりかなり高くなります。死後の整理資金や老後の貯蓄等に利用されます。

(3)死亡保障付の積立預金といったイメージの【養老保険】
養老保険は、保障が続く期間があらかじめ決まっていて、その間に死亡したときか、保険期間が終わるまで生存していたときに保険金が支払われる生命保険です。保険金支払いに備えた積立金が多くあり、3つの生命保険の中で最も貯蓄性があって最も保険料が高い保険です。貯蓄目的に利用されます。

1-2. 主な生命保険(種類)の一覧

生命保険には、前節の3つの保険を基本にして、それに似た種類の保険やそこから派生した保険などが数多く存在します。それらを分類すると以下のような表になります。

■定期保険のなかまの保険
定期保険のように、一定の期間について、掛け捨ての安い保険料で高額な死亡保障を得られる生命保険です。

保険種類 特徴
定期保険のなかま 定期保険 一定の期間に高額な保障が必要なときに適した生命保険。割安な保険料で家族に高額な保険金を残せる。
収入保障保険 保険金を毎月○万円などと分割して受け取れる生命保険。年々減少するムダのない死亡保障を割安な保険料で得られる。子育て世代に適した保険。


■終身保険のなかまの保険

終身保険には、積立金の貯まり方や運用方法により多くの種類があります。

保険種類 特徴
終身保険のなかま 終身保険 一生涯の死亡保障がある生命保険。自分のお葬式代・お墓代を残したり、貯蓄性もあるので、将来のためにお金を積み立てることもできる。
低解約返戻金型終身保険 保険料払込み期間中の解約返戻金を終身保険より低くすることで、保険料を割安にした終身保険。保険料払込み終了後は通常の解約返戻金を受け取れる。貯蓄にも適した保険。
積立利率変動型終身保険 加入後に世の中の金利が上がる(一定以上)と、積立金の予定利率も上がり、保険金や解約返戻金が増える終身保険。インフレが進むときに適した保険。
変額終身保険 積立金を株や投資信託などで運用する終身保険。死亡保険金は最低保証があるため、割安に一生涯の死亡保障を得られる。死後の整理資金や相続対策に適した保険。
外貨建て終身保険 積立金を外貨で運用する終身保険。為替変動により日本円の死亡保険金や解約返戻金が増減する。将来、円の価値が下がるリスクに備えられる保険。


■養老保険のなかまの保険

養老保険のように、将来の特定の時期に向けてお金を貯めていくことができる生命保険です。お金を貯める目的や積立金の運用方法により多くの種類があります。

保険種類 特徴
養老保険のなかま 養老保険 一定期間の死亡保障と貯蓄をかねた生命保険。保険料が割高で高額な死亡保障には備えられないので、貯蓄が主な目的となる。
変額有期保険 一定期間の死亡保障と株や投資信託などの資産運用をかねた生命保険。運用期間が決まっている死亡保障付の投資信託のようなイメージ。積極運用するための保険。
個人年金保険 年金支払開始年齢まで生存していたら、以後年金を受け取れる保険。老後の生活資金を貯蓄するのに適した保険。
変額個人年金保険 積立金を株や投資信託などで運用する個人年金保険。運用成績により将来受け取れる年金額が増減する。インフレに対応しつつ老後資金を貯蓄するのに適した保険。
外貨建て個人年金保険 積立金を外貨で運用する個人年金保険。為替変動により将来受け取れる年金額が増減する。円の価値が下がるリスクに備えられる保険。
学資保険 こどもの進学にあわせて、学資金が支払われる保険。こどもの教育資金の積み立てに適した保険。

以上が、主な生命保険の一覧です。
生命保険には、上記分類のほかにも、保険料の支払い方や加入しやすさ(告知内容)など、いろいろな基準で分類されることがあります。

また個別の保険種類ではありませんが、いくつかの保険を組み合わせた商品として、定期保険特約付終身保険、定期保険特約付養老保険、アカウント型保険といった商品種類もあります。

2. 自分に必要な生命保険の種類の絞り込み方

1章でみてきたように、生命保険には非常に多くの種類があります。いざ、生命保険に入ろうと思ったときに、自分にあった保険を選ぶのはかなり難しそうです。周りの人がどんな生命保険に入っているのか気になる人が多いのも、そのためかもしれませんね。

しかし、ご安心ください。
どうして生命保険に入ろうと思ったのかという、自分の思いを振り返るだけで、あなたに必要な保険を簡単に絞り込んでいくことができます。

もう、他人が入っている保険を気にしすぎる必要はありません。

2-1. まずは自分の生死に関してどんな不安や希望があるかを整理

大きく分けて、自分が死亡した後に家族にお金を残したいということか、保険を使って貯蓄したいということだと思います。

もし、なんとなく入ろうと思っただけという人の場合は、死亡時にお金を残す必要があるか、保険で貯蓄していきたいかを改めて考えてみてください。

また、病気やけがをしたときの医療費に不安があるという人は、生命保険ではなく医療保険が必要です。「よくわかる!医療保険の6つの種類とその活用パターン」をご参照ください。

2-2. それぞれの目的にあった保険の種類

死亡したあとに家族にお金を残したいという人は、どんなお金を残したいのか、貯蓄したいという人は、どんなことに備えてお金を貯めたいのかというところまで、もう一歩踏み込んで考えてみてください。そこまで自分の目的がはっきりすると、そのために必要な保険の種類を絞り込むことができます。

2-2-1. 死亡したあとにお金を残したい

死亡したあとに、何のためのお金を家族に残したいかということから、それに適した生命保険の種類を紹介します。

○家族に生活費を残したい
割安な保険料で高額な死亡保障を得られる定期保険や収入保障保険を選ぶのが基本となります。
あなたの死後、あなたに代わって家計を支えられる人がいないというときには、10年、20年という単位で家族に生活費を残してあげなければなりません。そうなると、何千万円という保険金が必要となってくるからです。

○こどもの教育費を残したい
小さなこどもがいて、万一の場合には十分な教育を受けさせるための教育資金を残してあげたいというときには、定期保険や収入保障保険を選ぶのが基本となります。なぜななら、教育資金の総額は数百万円から1,000万円くらいの高額になるからです。
ただし、死後のことだけでなく、生存していたときの教育資金準備もあわせて考えたいときは、低解約返戻金型終身保険なども候補となります。

2-2-2. 将来(生存していたとき)のためにお金をためたい

何のためにお金を貯めたいかということから、それに適した生命保険の種類を紹介します。

○こどもの教育資金をためたい
こどもを高校・大学あるいは専門学校へと進学させたいので、進学資金を蓄えておきたいというときには、学資保険や低解約返戻金型終身保険・長期定期保険などが候補となります。
教育資金なのに終身保険?と思うかもしれませんが、契約条件などによっては学資保険よりも貯蓄性が高い場合があります。あわせて考えるとよいでしょう。詳しくは「3分でわかる!低解約返戻金型終身保険の基本と4つの活用法」をご覧ください。

○老後の生活資金をためたい
老後資金の準備には、個人年金保険や終身保険、養老保険などが候補となります。
公的年金だけでは老後にゆとりある生活を送るのは難しいといわれています。また、公的年金の財政も苦しくなっており、年金制度に対する不安もあって、老後資金を自分で貯めておきたいというニーズは高まっています。

3. 目的から探す!生命保険の種類逆引き一覧

前章で、保険に加入する理由・目的からそれにあった生命保険の種類が絞り込めることをお話しましたが、ここで、いろいろな目的別に適した保険種類をまとめてみましょう。

1-3.のような保険の種類をまとめた一覧表はよく見かけると思いますが、この一覧表は、意味から言葉を調べられる逆引き辞書のように加入目的から適した保険種類を調べられるようになっています。

■生命保険逆引き(目的別)一覧

加入目的 適した保険種類
死亡後の配偶者やこどもの生活資金を残す 定期保険、収入保障保険 など
死亡後のこどもの教育資金を残す 定期保険、収入保障保険、低解約返戻金型終身保険 など
死亡後の葬式代・お墓代を残す 終身保険、低解約返戻金型終身保険、変額終身保険 など
こどもの教育資金をためる 学資保険、低解約返戻金型終身保険、低解約返戻金型長期定期保険 など
老後の生活資金をためる
(リスクを抑えたい)
個人年金保険、低解約返戻金型終身保険、養老保険 など
老後の生活資金をためる
(リスクがあっても運用性を高めたい)
変額個人年金保険、外貨建て個人年金保険、変額終身保険、外貨建て終身保険 など
相続時に特定の人に確実にお金を残す 終身保険(一時払含む)など
相続時に生命保険の非課税枠を利用する 終身保険(一時払含む)など
その他貯蓄(10~20年後) 学資保険、低解約返戻金型終身保険、低解約返戻金型長期定期保険 など
一定期間の積極的な資産運用 変額有期保険 など
将来の海外移住・海外旅行必要資金の貯蓄 外貨建て個人年金保険、外貨建て終身保険 など

以上のように、どのようなお金が必要なのかによって適した生命保険の種類は大体絞り込むことができます。目的によっては、さらに複数の保険種類が候補になることがありますが、それぞれ代表的な商品でプランを比較すれば、どれが最も自分の目的にあっているかはすぐに判断できるでしょう。

4. まとめ:生命保険は自分の目的にあった種類を選ぼう!

生命保険には非常に多くの種類があり、一見すると何をどう選んでよいかわかりにくいですが、生命保険選びで一番大切なのは「なぜ生命保険が必要なのか」「どうして生命保険に加入するのか」という自分自身の考えです。

この記事を参考に、生命保険に加入する目的を整理すると、自分に必要な生命保険の種類が何かは自然と見えてくるはずです。周りの誰かが入っているからという理由ではなく、ぜひ自分自身の理由から加入する生命保険を選ぶようにしてください。逆にいうと、もし自分自身に生命保険に加入すべき理由がないのであれば、加入する必要はないのです。

 

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※記事内容の利用・実施に関しては、ご自身の責任のもとご判断ください。
※掲載している情報は、記事公開時点での商品・法令・税制等に基づいて作成したものであり、将来、商品内容や法令、税制等が変更される可能性があります。また個別の保険商品の内容については各商品の約款等をご確認ください。

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